哲学・心理・宗教など真理系の本の中でこの本を越えるものに出会った事がなく、もうこれで十分だよなと思っているとどめにして最高の本です。
情報量の多い難解な本なので、僕個人の解釈で、日々の生活の中で使える部分を抜粋し、出来るだけわかりやすく解説していこうと思います。
あまりにも情報量が多く、完成させてからではいつまでたっても投稿できそうにないので、加筆と修正を加えながら未完成の状態でも随時UPしていこうと思います。
٩(๑❛ᴗ❛๑)۶ソレジャイクゾー
1.想念の現象化
ではまずこの本の核となる部分から紹介していきましょう。タイトルにある『思考の現実化/意識の物質化』の内容が、主に8章、9章に書かれています。
法則は至ってシンプルです。
● 一人の時
思考(意図・ヴィジョン)⇒現象化
● 複数人の時(グループワーク)
思考(意図・ヴィジョン)⇒同意(共有)⇒現象化
⇒(行動)を現象化の前に入れてもいいかもしれません。
この自分の創りたい(理想の)現実の創造を成功させるために一番大事なのは、ヴィジョンをクリア(明確)にしてブレずに機械的に行動する事です。
そして他人との現象化は、ヴィジョンに同意しているかどうかです。
・親の勉強して欲しいヴィジョンに子供が同意したら、現実になる。
・彼と付き合いたいヴィジョンに彼が同意したら、現実になる。
仕組みは簡単だけど他人の自由意志を変えようとしたり、支配しようとすると失敗します。結構難しい。
ヴィジョン(夢や理想)を提案したら、相手の意思を待つしかない。操作はできない。
力でコントロールしようとすると理想からははるかに質が落ちます。
他者との間で起こるすれ違いの原因はすべてこれで可視化・理解することが出来るようになります。
他人と何かをやろうとする時そこにいる全員がこの仕組みを認識していれば、お互いのビジョンをきちんと確認し、明確な一つの成功のヴィジョンをシェアして、どんなものも実現することが出来るようになります。
・スポーツや職場でチームメイトと完璧なハイパフォーマンスをしたい時。
・夫婦や恋人との理想的な時間を過ごしたい時。
・家族や友人との人間関係において。
この法則において意図と質はイコールです。
相手がどのくらい世界や自分の可能性に開かれた心・マインド・知性を持っているかで、結果に大きな差を生み出します。
一人でも同じヴィジョンをシェアしていない人がいると現実化は失敗するので、その場において通常は、意識の低いほうに合わせて世界が創られ体験することになるでしょう。
それに比べて、一人の現象化はものすごく簡単です。
なりたい・生きたい自分のヴィジョン・意図をはっきりさせて、それをそのまま生きればいいだけです。
ここで重要なのは本当にやりたいことをヴィジョンにするということです。
そして失敗の原因のすべては、自身の内側の葛藤と分裂です。
ここである興味深いルールがでてきます。それは、
『~ない・not』という否定の言葉(思考)を潜在意識は認識せずに、『Yes』に変換してしまう
ということです。
なのでヴィジョン・目標にフォーカスする時に、『~ない』で考えてはいけないということです。
サボら、ない。サボりたく、ない。などは、
サボり、たい。に変換され、
どうしてもサボってしまう様な事になります。ですから、
『~たい』ことを考えてそれをヴィジョンに行動するとうまくいくでしょう。
人は本音のやりたいことじゃないから葛藤したり分裂したりします。
生活がなにか上手くいかないなと感じている場合は、一度立ち止まって内省し、本当にやりたいこと、人生の気やエネルギー・時間をどのように使うのが自分にとって一番価値があるのかを考えてみましょう。
明日死ぬと思って素直に生きてみる。
親や家族や他人のためでなく自分のために。
そうすれば、あなたは理想と夢そのものを生きるようになります。
とりあえず今回はここまでにしましょう。
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